同じグループのフォルダでも好きなだけ複数のフォルダに紐づけできます
これまでKibelaでは、記事は同じグループ内では1つのフォルダにしか投稿できず、複数のフォルダに投稿するには別のグループのフォルダを指定する必要がありました。今回この制限を撤廃し、同じグループのフォルダでも好きなだけ複数のフォルダに投稿できるようにしました。
この変更により、プロジェクト毎のフォルダとチーム毎のフォルダの両方に投稿するなど、より柔軟にフォルダを運用いただけるようになったと思います。例えば技術文書などは、「技術仕様」のフォルダに投稿しつつ、該当するプロダクトやプロジェクトのフォルダにも並行して投稿できます。
Kibelaではグループ間をまたいでフォルダを移動できるようにするなど、引き続きフォルダ関連の改善を進める予定です。皆様が普段フォルダ機能を使っていて感じるご感想や改善してほしい箇所などがありましたら、Kibela画面右下にあるサポートボタンよりお気軽にお寄せください。
(開発者向け)Web API の一部仕様変更について
今回の改修により、moveNoteToAnotherGroup というミューテーションに fromFolderId というオプショナルな引数が追加されています。
このミューテーションは、対象の記事 (引数: noteId) を移動元のグループ (引数: fromGroupId) から移動先のグループ (toGroupId) のフォルダ未設定に移動するためのものです。
移動元のグループ内のフォルダが複数指定されている記事を移動するときは、この fromFolderId の指定をお願いします。 指定することで、「どのフォルダから移動するか?」が明確になるため、移動できるようになります。
移動元のグループ内のフォルダが記事に複数追加されている状態で fromFolderId を指定していない場合は、以下のエラーが発生します。
{
data: null,
errors: [
{
message: "The note has multiple folders in the group. Please specify fromFolderId",
extensions: {
code: "INVALID_OPERATION",
noteId: <記事のID>,
},
}
]
}
移動元のグループ内のフォルダが記事に複数追加されていないときは、 fromFolderId を指定していなくても今までと同じように記事が移動されます。
詳細は、「Kibelaブログ」をご覧ください。